コウ「という訳で、今回は序盤、プロローグ前・後編と1・2話のまとめだね。」
ルリ「登場人物たちによる座談会形式。・・・ま、ありがちだけど。」
ハリ「あはは、まあまあ艦長、じゃなかったルリさん。」
サブ「ぱっぱっと終わりそうな話をちんたらちんたら長かったからなぁ。」
プロ「まあなんにせよようやく物語の始まり始まり、と言うところですな。」
ルリ「それはいいんですが、艦長いきなり私の事子供扱いですね。」
コウ「いやぁ、ハーリー君といいルリちゃんといい、こう・・・かいぐりかいぐりしたくなるんだよねぇ。」
ハリ「どういう意味ですかぁ!」
ルリ「どうせ子供ですからね、私達。」
コウ「すみません。(汗)」
サブ「しっかし艦長も大分猫かぶってるみたいっすねぇ。まあ着任したばかりだし、仕方ないっちゃあ仕方ないけど。」
ルリ「・・・色々隠し事もありそうですしね。プロスさん?」
プロ「(ギクッ)いや、まぁその辺はプライベートには抵触しないと言うのが社の方針でして・・・。」
ハリ「あれ?確かルリさんたちが第2次火星大戦後に地球に戻った後には行動に監視付きだったって・・・。」
プロ「また古い話を・・・まああれはその一時的な措置でして。あれだけのことをした後では仕方ないところでしょう?」
サブ「艦内恋愛の行動制限なんてのもヒカルさんから聞いたなぁ。」
プロ「いやそれはあくまで契約の範囲内でして・・・強制ではなくしかるべき了解を得た上での事でして・・・はい。」
ルリ「大体連合大学から派遣されたんならネルガルの社則は関係ないと思うんですが・・・。」
コウ「まあ皆さん、あんまりプロスさんをいじめないでやってよ。僕のことなんだから、僕が言いたくなったら話すさ。」
ルリ「じゃあ、言いたくなるようにしないといけませんね、今すぐ。」
ハリ「ひぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
サブ「・・・ホシノ少佐!ハーリーがなんか思い出しておびえてますんで、今日のところは・・・。(汗)」
ルリ「・・・仕方ありませんね、今日のところは勘弁してあげましょう。」
コウ(な・・・何だったんだろ?気にはなるが、聞かない方がよさそうだな・・・・。)
リョ「ンな事より俺たちの出番あんだろうなぁ!!」
ヒカ「そーだよぉ、前回も最後の最後に滑り込みでやっと出ただけで、活躍はまるでなし。」
イズ「揚げた肉を、更に焼く。カツ焼く・・・・。」
ウリ「ばっきゃろう!そんなこと言ったら俺なんか出番なしだぞ!!」
コウ「まあ皆さん、今回はブリッジでしたが、次回は皆さんにご挨拶に伺いますんで。」
リョ「ンなこと言って、俺たちとの挨拶はさっくり終わらせて次行くんじゃねえだろうな?」
ヒカ「うわぁ〜、それまずいよ。典型的な脇役パターン!ジュン君の仲間入りしちゃう!」
イズ「ジュンの仲間入りで、順にお蔵入り・・・。」
ウリ「・・・いや、それ洒落にならねえぞ(汗)。」
アカ「はっはっは、みんな不毛な争いはそれくらいにして、そろそろ議論を先に進めようじゃないか!」
リョ「でたな落ち目!」
アカ「うーん、ホント最近僕への風当たりが冷たいなぁ・・・ねぇ、エリカ君。」
エリ「自業自得じゃないですか?」
サブ「この人なぁーんかオレとキャラかぶるんだよなぁ・・・。」
ウリ「秘密主義のつけだな。企業も夫婦も、いつでも秘密の代償はでけぇんだよ・・・。」
ハリ「ウリバタケさん、遠い目してますね・・・。」
ホウ「ちょいとあんたたち。さっきから全く話が先に進んでないよ?ほら、差し入れやるから、少し落ち着きな。」
プロ「さすがナデシコの良心ですなぁ。ホウメイさんは。」
コウ「そんじゃあ皆さん出揃った所で、始めましょか。」
第1回・なでしこでぃすかっしょん!!
プロ「と言うわけで、“第1回なでしこでぃすかっしょん!!”と題しまして、本編の軌跡を解りやすく辿って行くとしましょう。」
コウ「この話は基本はDC版機動戦艦ナデシコを舞台としてるんだけど、キャラやストーリーはオリジナル要素を加えていますので、あしからず。」
プロ「艦長候補生と言うのも、本来裏設定はありませんしな。」
コウ「ま、そのまま書いてもしかたないっすからねぇ。」
プロ「それでは簡単に流れを追っていきましょう。」
ルリ「まずプロローグの前編は私とハーリー君、それにサブロウタさんの三人で艦長候補生の噂話。」
サブ「ほんとにそんだけでしたよね。ハーリーからかっておしまいだったもんなぁ。」
ハリ「まったくサブロウタさんは不真面目すぎるんです!」
サブ「おーおー、そりゃすいませんでしたね。後編はハーリーの好きな真面目なお話だぜ?」
コウ「実はフクベさんに艦長心得を教えてもらってたんだよね。この2ヶ月間。」
リョ「おいおい、大丈夫かよ?あんな爺さんで。」
ヒカ「あの人ネルガルにいたんだ?再雇用ってやつかな?」
ホウ「こらこら、そりゃあ提督にあんまり失礼だよ?」
ヒカ「うーん、でもねぇ・・・。」
ルリ「確かに近代兵器を駆使した戦闘に向いているとは思えませんけど・・・。」
コウ「うーん、まあそうかもね。だから教えてもらってたのは正確には艦長候補生としての心得って所かな?」
プロ「つまりいかに艦の統率をするか、クルーの信頼を得るか、そういうことですな。」
コウ「そっ。」
ルリ「・・・最後にとっても気になる発言をしてますね。」
アカ「おおっと、それに関しては今はまだ内緒!」
エリ「ネルガルのトップシークレットよ。」
リョ「へっ!自分も騙されてるくせに・・・もががっ!!」
アカ「滅多な事言ってもらっちゃあ困るなぁリョーコ君!あはははっ(汗)」
イズ「ふ・・・人が秘密にすることにこそ重要な真実がある。」
ヒカ「イズミちゃん、マジもーどだぁ!」
ウリ「このエルトってのはまたオリジナルキャラかぁ?」
ルリ「第1話でアカツキさんもエルトさんという方の名前を口にしてますね。」
プロ「彼こそこのお話のキーとなる人物ですからなぁ・・・事に艦長にとっては。」
ハリ「イネスさんともお知り合いなんですか?話を聞いていると科学者か何かみたいですけど・・・。」
サブ「ま、どうせそれも秘密なんだろ?」
エリ「正解。」
ルリ「とにかく話はまたナデシコに戻りますね。」
リョ「模擬戦闘だな!俺らの出番潰してくれやがってぇ!」
コウ「はぁ・・・・すみません(汗)。」
ハリ「すごいですよね!一発合格ですもんね。しかも92点ですからね。」
サブ「しかし、艦長ほんと隠し事多すぎだよなぁ。言ってる事と考えてる事全然違うもんなぁ。」
コウ「ははは・・・ま、手の内は見せないのは基本だからね。」
プロ「とにかくこの時点での話をまとめると、
艦長候補生のコウ・アスターさん、初陣を飾る。
艦長の目的とは?
エルトとは誰なのか?
アカツキ会長の裏工作はなんなのか?
そして・・・“彼”はどう関わってくるのか?
・・・と言った所でしょうかねぇ。」
サブ「おおっと、もう一つ忘れちゃいけない事があるよねぇ?みなさん。」
ウリ「ちっ、くそ面白くもねぇ!!人事じゃあよぉ!」
リョ「へっへっ、まぁ相手が相手だけになぁ?ヒカル?」
ヒカ「面白くなりそうですねぇ?リョーコちゃん。」
アカ「むしろそうなってくれないと面白くないなぁ!」
イズ「黒猫。・・・尾も白くない。くくく・・・。」
ホウ「あんたたちあんまり野暮なことしてやるんじゃないよ?」
エリ「ま、ナデシコらしいって言うか・・・。」
ハリ「????」
コウ「なんすか?それ。」
プロ「ふぅ・・・ま、それは他の皆さんにお任せしましょう。・・・どうぞ。」
一同「ずばり、艦長とルリルリの今後はいかに!?」
ルリ「な・・・///。」
ハリ「何言ってるんですか、皆さん!!!」
コウ「はい、てなところで、今回の回想編はここまでです。ではまた本編で。」
フク「ワシはもう出番ないんかの・・・。」
ホウ「いたんだね、提督・・・。」
始めまして。houtouです。
今回は序盤の話のまとめとして座談会を設けてみました。
あくまで本編のお話を振り返ると言うことなので、ショートストーリーは含まれません(多分・・・。)
ルリとコウがくっつくのかどうかはこれからのお楽しみというところですが、基本的に全ての登場人物がハッピーエンドになれるようにしていきたいと思っています。
そう、全ての、です。
houtouはあくまでナデシコという舞台の中での人間関係を描いていきたいと思っています。そのため肝心の戦闘描写があっさりとかかれたりすることもあると思います。
ご都合主義なところもあると思います。その辺はご容赦ください。
今後はもう一話かけて、ナデシコクルーに主人公の顔見せをしようと思います。その後は少しずつ話しの展開もスピーディーにして行こうかと思っていますので、今しばらくはこの冗長な駄文にお付き合いください。
最後に、ご意見、ご感想、ご質問等ございましたらメールにてお受けいたします。必ずご返事はしますので、どうぞお寄せくださいませ☆